2011.08.03
おばあちゃんたちは やっぱり にこにこ 糸を紡いでおりました
あたらしい果物の実や植物で染めた 新色の糸をみせてもらったり
あたらしいかたちの製品の提案をしあったり
カンボジアと日本の需要のあるものの違いを話し合ったり
重要なお話をたくさんしてきました
コーダエのリーダー ワンさん
カンボジアのみんながつくった布に 日本で森山未來さんの足跡とことばのプリントがのった『はしるよろこび』てぬぐい 首にかけて この日も 全身を笑顔にして迎えてくれました
と むこうから なにやら 背の高い ひょこひょこした影が・・・
奇妙な影は よたよたしながら『か・か・し!』と叫んで
たいこ(空バケツ)の軽快なリズムにのって
ずんどこ どんどこ 踊りだす
踊る 踊る とまらない ダンス とまらない みんなの笑い声
踊るかかしは かわるがわる 中身が入れ替わり 背が低くなったり高くなったりしながら
またもや みんなに笑顔を咲かせてくれました
なんにもないのに なんでもある この空間 この時間
人間の本来もつ たいせつなものが すべてここにあると感じます
訪れる度に はっと気付かされたり その純粋なままの気持ちを大事にもち帰ったり
2年半前に初めてカンボジアのみんなに出逢えたときから 学んだこと もらったおおきな感動たちを ひとつひとつおもいかえしていました
おみやげにもっていったスイカだま スコールの降った直後の庭で 泥まみれになりながら いちにちじゅう ずっと 笑い声が絶えることはありませんでした
なんの鍵?
おばあちゃん村 ちびっこ村 いつも家族のようにむかえられ 送りだされるので
『ただいま』『おかえり』が 言えることが 言ってもらえることが とても うれしい
ありがとう またすぐ いくね
投稿者: 石井麻木
2011.07.30
きょう、バダク村の畑で、やっと、コットンの種まきが行われました。
(カンボジア報告のコーナーをご覧下さい。

(トーンさん、娘のニラムさん、ソピアプさん)
このあたりでは、雨季がいよいよはじまったなというタイミングで、種まきをします。
雨がふりはじめて、畑がしめったころあいに種をまき、(だいだい6月から7月)
あとは、恵みのスコールを、毎日ふんだんに浴びて、コットンがすくすく育つのを待つ...
というのが、慣例なのですが、
今年は、7月に入って、なかなか本格的な雨が降らず、
種まきが、のびのびになっていました。
数日前からようやく、まとまった雨が降り出し、
ともかくも種まきが、実現しました。
去年より、ほぼ1ヶ月、遅れました。
まだまだ、十分な雨が降るまでに、いたっていませんが、
これ以上待つと、その後に影響が出てしまうため、
ぎりぎりの判断でした。
あとは雨だのみです。
特に、この1週間のうちに、
雨がちゃんと降ってくれるかどうかが、
ポイントとなりそうです。
今年のコットンが、すくすく育ってくれるかどうか...。
● ところで、わたしたちは、コットン栽培について、
「プラネッタ・オーガニカ」さんから、
技術指導などさまざまな支援を、いただいています。
「プラネッタ・オーガニカ」さんは、
タイのチェンマイで、オーガニックコットンを育て、
そのコットンで、手紡ぎ手織り、草木染めの、伝統の手仕事で製品を作り、
すてきな手織り寝具、などなどを作っているところです。
この地雷原で、トーンさんを中心にやろうとしている仕事の内容を、
チェンマイで、すでに実現しているんですね。
すごい!
これからも、いろいろ教えてくださいね!
投稿者: 山本賢藏
2011.07.26
カンボジア報告をスタートしましたが、
カンボジアのひとたちの「生の声」が伝わって来ると、
おかげさまで、さっそくご好評いただきています。
これから、できればほぼ毎日のペースで、どんどん報告や意見などを、
載せてもらいたいと思います。
さて、今回の「カンボジア報告」をはじめとして、これから徐々に、
ホームページを改変していきます。
とりあえず予定している改変は:
①事業報告、事業計画のコーナー
②with peace のコーナー
などの新設です。
*活動の現状が明確にわかるように。
*5年後のヴィジョンがはっきり伝わるように。
*カンボジアの受益者の声が、サポーターのみなさんに、直接、伝わるように。
ということ目指して、ホームページを徐々に、変えていくつもりです。
お楽しみに!
ここで、わたしたちの活動について、改めて、まとめておきたいと思います。
①活動の主な受益対象者は、地雷被害者と女性(特に高齢者)です。
②カンボジアの地雷原を、オーガニックコットン畑に変えます。
オーガニック農法による、大地の蘇生をめざします。
③収穫したコットンで、伝統の手紡ぎを復興します。
種蒔きから製品作りまで全工程を、受益者コミュニティーが手掛けます。
サプライチェーンを完結させ、将来、総合的なコミュニティーの発展を目指します。
④この活動は、「国連ミレニアム開発目標」に沿っています。
地雷被害者の多くは、1日1ドル未満の、「極貧」に相当する生活を送っています。わたしたちの活動では、1日8時間働いて、2ドル以上の収入が確保できることを前提としています。
なかでも、経済成長の陰で、極めて困難な生活を余儀なくされている高齢女性の、貧困からの脱却を重視します。
この活動は、2007年から、カンボジアで正式にスタートしました。
私たちは、カンボジアのパートナーNGO Nature Saves Cambodia と共に活動しています。日本側NPOを通して、活動の資金がまかなわれています。私たちは、カンボジアの受益者と、日本の個人や企業の支援者との橋渡し役を務め、カンボジアの受益者に、持続的な仕事が生まれるよう、活動しています。
受益者コミュニティー(地雷被害者、高齢女性など)
↓↑
カンボジアNGO Nature Saves Cambodia
↓↑
日本NPO 地雷原を綿畑に! Nature Saves Cambodia
↓↑
個人サポーター、企業
...こうした内容が、詳しくホームページで説明されるよう、めざします。
ということで、今後ともよろしくお願いいたします!
投稿者: 山本賢藏
2011.07.24
ひとつは 地雷原にある 地雷被害者の方たちや その家族が中心となってうごいている
バッタンバン州 バダク村
ここでは 地雷原だった土地の地雷をとりのぞいて わたの種を植え 綿畑にし 栽培 収穫
そして 手紡ぎで糸にし 最近は 織り機も運びいれ 手織りのクロマー制作もはじまりました
もうひとつは プノンペンから 舟にのり メコン川を渡ったところにある コーダエ村
ここでは 約15人程の おばあちゃんたちが 糸紡ぎをし 自然の木の皮や果実、葉っぱなどで糸を染めて 手織りでクロマーや生地の制作をしています
もうひとつは プノンペンから 車で2時間半程 走ったところにある スレイサントール
ここでは 40人程の おばあちゃんたちが 糸紡ぎをしています
今回の滞在で 最大の目的であった 地雷原のバダク村での 年に1回の種蒔き
もともと6月末にするはずが 天候に左右され 一ヶ月延びて 7月末になり
とおもったら またまた天候のため 今度は二週間早まり 7月半ばにおこなわれる予定でした
なので 今回は 種蒔きに合わせ 急遽 カンボジアにとびたちました
そして 現地で様子をみていましたが いまは雨季なのに ここバダク村では いっこうに雨が降らず
またまた 延期になりました
種を蒔いたら 3日以内に 雨が降る必要があります
なので わたしの滞在中には けっきょく 種蒔きをおこなうことができませんでした
いま みんな 雨を 待っています
まいにち 風ばかりが 吹いているそうです
きっと もうすぐ やさしい 恵みの雨が 降ることでしょう
きょうは おばあちゃん村での お話
40人のおばあちゃんたちが糸紡ぎしている村 スレイサントールへ いってきました
おばあちゃんたちは 変わらず にこにこ お出迎えしてくれました
おばあちゃんたちは 日本の大震災による あまりにおおきな被害に とてつもなく こころを痛めておりました
まいにち まいにち お祈りをかかさず してくれています
これ以上 悲しいことが起きないように これ以上の被害がでないように
お清めと お経を唱えてくれました
「日本のみなさんは いままで カンボジアに道路をつくってくれたり 井戸をつくってくれたり 学校を建ててくれたり こうして働ける場もつくってくれて たくさんたすけてくれた
ほんとうに感謝しています
日本のみなさんに どうにかして恩返しがしたい
でも わたしたちには おかねがないから・・ 気持ちで こころで 祈りつづけます
日本のみなさんが 元気で しあわせでいられるように みなさんの願いが叶うように まいにち 祈っています」
あまりに真剣な眼差しと 純粋な想いのかたまり 人間のもつ ほんもののあたたかさに 涙が あふれて とまりませんでした
40人のおばあちゃんたちが かわるがわる わたしの手を ぎゅっと握って
「泣かないで・・元気になって・・」
「あなたが泣くと おばあちゃんも泣いちゃうよ・・」
「どうか笑って・・」
おばあちゃんも ひとり またひとり・・と泣きだし やさしい 涙の洪水
その やさしすぎる光景がうれしくて おかしくて さいごには みんなで 涙でぐしゃぐしゃになりながら 大笑い
とまらない あふれる涙に 顔をすりすりすりすり なでてくれ ぎゅうぎゅう だきしめてくれ
やさしさとつよさとたくましさと純粋さとあたたかさと尊さを いっぱいいっぱい もらいました
泣いて笑って泣いて笑って 泣いて 笑って 笑って 笑って 笑って 帰ってきました
「こうして みんなで集まって 糸紡ぎできることが なにより うれしい」
「わたしたちは 職を得ることができないから この工賃が ほんとうに ありがたい」
「おかげで 来世のために お寺へいけるようになった うれしい うれしい 」
(カンボジアのおばあちゃんたちにとっては お寺へいくことがいちばんの贅沢、いちばんの望みです)
感謝し 感謝され また感謝し・・・
恩返しの連鎖 が また笑顔の連鎖に つながりました
暑い陽射しや でこぼこ路の道中に 体力的には まいっていたけれど
すべてをふっとばす とても すてきな いちにちでした
この日も からだじゅうの 細胞が やさしさと愛情で まんぷくでした
投稿者: 石井麻木
2011.07.23
ここ2年間で 6度目の カンボジア
カンボジアは やっぱり やさしさの かたまりでした
たくさんの やさしいもの あたたかいきもち こころのぬくもり
もりだくさん でした
活動状況と みんなの想い これから すこしづつ 写真とともに 報告していきます
きょうは 初日の うれしい出逢いを
先月、ことしの 9/23 から公開される カンボジアを舞台にした映画
の試写を みせていただきました
すばらしかった・・・涙 涙 ・・
ドキュメンタリーと 映画が 合体したような ふしぎな 余韻が のこりました
カンボジアの あの空気 知っている道 知っている風景 地雷原のシーン こどもたちの笑い声・・
思い入れがつよく 感情移入しすぎたからではなく
ほんとうに すばらしい作品です
カンボジアに興味があるひとも ないひとも すくなからず なにか を 感じるはずです
ぜひ みていただきたいです
わたしも また公開後に かならず みにいきます
そして 今回の滞在では 現地でいろいろと詳しい話をする必要があったため、6度目のカンボジアにして 初めて カンボジア語ー日本語 の通訳さんをおねがいしたところ
なんと きてくださったのが ブティさん でした
葉田甲太さんの原作『僕たちは世界を変えることができない。』にも
向井理さん主演映画『僕たちは世界を変えることができない。』にも
登場する ほんもののブティさん
原作や映画で知っていて、あちこちからお話もきいていた方だったので、
あまりの偶然におどろきましたが
やっぱり つながってるなぁと ひしひし 感じました
同じようなことをしていたり
同じような想いでうごいている者同士は ひきよせあって かならず 出逢う
ブティさん 曰く「Kitto Unmei desu!」
この初日の出逢い カンボジア滞在の 幸先のいい スタート でした







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