今年の 3月に 初めて カンボジアの土に 降り立ってきました
メコン川に浮かぶ 綿の舞う ちいさな 島へ
そして中心部からは かなり離れた
奥地の 森の 地雷がまだたくさん埋まっている ちいさな 村へ
なにものにも 汚されていないものが
そこには あった
精霊たちが きらきらと ころげまわって 全身で 笑ってた
見栄も 計算も 策略も 奢ることも 取り繕うことも 飾ることも
疑うことすら
そこにはなくて
本来 あるがままの むきだしの かたち
まばたきをしたら
いままで目に映っていたものは 消えてなくなってしまうんじゃないかと思うほど
儚くて いたいけで だけど とてもつよい
なにものにも こわされない つよくてやさしいものが
そこには あった
ものが ありすぎるほど
情報が 溢れるほど
目が くもってゆく
あの島に棲む こどもたちは
おじいちゃん おばあちゃんたちは
ほんとうに必要なもの以外
なんにもないから
あんなにまぶしい
あんなにまっすぐな
あんなに深い
濃い 目を してた
ほんとう の 目を
多くは いらない
情報も 必要ない
からだひとつ
そして この目が あれば





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