ひとりの おばあちゃん

 
ひとりの おばあちゃんが なくなりました

現地のおばあちゃんたちが 紡いでいる 手紡ぎ糸 を紡ぐための 道具を 50人分 一式 つくってくれた  
大工の コーさん の おくさん

倉庫に50年間 眠っていた コーさんのおとうさんがつかっていた ただひとつ の糸紡ぎ機 をさがしだし 
それをもとに  昨年 コーさんは 50台もの 糸紡ぎ機を ひとりで せっせと  つくってくれました

(最初の 寄付金313000円 は その道具制作代 に つかわせていただきました)

コーさんのおくさん は 仲間のおばあちゃんたちといっしょに 糸紡ぎに 励んでいました
彼女の家で 糸紡ぎのワークショップは はじまりました
道具のメンテナンスも 彼女がしてくれていました
おばあちゃんたちは 彼女の家に  みんなであつまって 世間話をしたり 会話をたのしんだり 
みんなで糸を紡げるよろこびを かみしめていました

重度の病を抱えているのにもかかわらず  いつも 明るくやさしいおばあちゃんでした
いつも  いつも  わらっていました
こんな時間がもてて  ほんとうに たのしい ありがとう  ありがとう  と 言ってくれていました



その おばあちゃんが なくなりました




私たちの手紡ぎ糸をつかって ストールをつくってくださっている 工房萌木 の 清水さんは
一枚 売れるにつき 1000円 寄付してくださっています
いただいた  その寄付金を 全額   今年の4月の カンボジアでのお正月に  
おばあちゃんたちに 贈呈しました

おばあちゃんたちや コーさんは とってもよろこんで  あまい砂糖菓子と おおきなコーラを買い 
みんなで お正月をたのしみました
(普段は とてもじゃないけど 買えないので 特別な日に こうして 奮発して  おおきなコーラを買ったりするのだそうです)


とてもやせてしまっていたけど  さいごに  たのしいお正月 が  送れた  ありがとう  と
コーさんや 仲間のおばあちゃんたちは  わらって  言いました

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大工のコーさん は いまも 道具の メンテナンスを 日々 してくれています

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コーさんも いつも  わらっている


彼らに逢うと  自然に  みんな  笑顔に  なる






おばあちゃん  ありがとう    やすらかに    おねむりください







おおきな コーラ   の  ありがたみ  を 知った 日 



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